あなたは同棲の経験はありますか?
結婚を前提に同棲する場合と、単純に近くにいたいという気持ちから始まる場合と、同棲へと至る流れも様々です。
しかし、どんなに仲良しカップルでも、あくまで他人同士。今まで別々だった生活内容がピッタリ合う事は滅多にありません。
そこで今回は同棲のメリット・デメリットを調査してみました。
男女で違う同棲のメリット
photo by [Julia & Ryley / Sean McGrath]
同棲が決まって「私と同じ気持ちなんだ!」と喜ぶ女性は少なくありません。ところが、肝心な“同棲に求める意味”が男女で違うという事をあなたは知っていますか?
女性が同棲に感じるメリット
女性の場合、「ずっと一緒にいられる。」「二人で家事を楽しみたい。」など恋愛の延長線と考える方が多く、料理や掃除といった自分の特技を相手に喜んでもらいたいという願望が強く出たりします。別々に生活していた頃とは違い、すぐに何かをしてあげられる事に喜びを感じるのでしょう。
男性が同棲に感じるメリット
一方で男性の場合はというと、女性同様「一緒にいたい。」という気持ちも勿論あるかとは思いますが、別の理由で同棲を望んだりもします。
- 家賃が半分になる
- 身の回りの世話をしてくれる
- 生活費の負担を軽減できる
要するに、現実的に同棲のメリット(特に金銭面)を理解しているのが男性という事になります。
特に独身生活が長ければ長い程、その傾向は強く、恋愛の延長線というよりも自身が生活する上での良き手助けと捉えている方も少なくないようです。また、結婚に対して興味が無かったり、まだ早い、もう少し考えたいという理由で同棲を選ぶパターンもあります。
いくら付き合いが長くても同棲は同棲。「同棲=結婚」ではないという事ですね。もしもこの記事を読んでくださっている方が女性で、結婚したい相手と同棲中であるのなら、まずは相手がどのような理由で同棲を始めたのか、知っておくべきかもしれません。
同棲のデメリット
photo by [Pier Couple / hatasvadasz articsoka]
メリットとは違い、同棲のデメリットは男女とも似ている意見が多いです。「価値観は人それぞれ違う。」と理解していても、一緒に生活をするとなるとそうもいきません。
生活面でのデメリット
- 自分の行動を把握されていて、他の約束がしづらくなる
- トイレやお風呂のタイミングが重なると困る
- 今まで気にしていなかった事を細かく言われる など
同棲をする上で気をつけなければならない事として「相手を束縛しすぎない」というものがあります。一緒の生活を始めたからといって「一緒にいるのが当たり前」ではけしてありません。相手の都合・状況・気持ち…。それらを把握してあげる事も大切です。
気持ち・精神面でのデメリット
- 結婚をする理由を失う
- 同棲によって相手の嫌な面を知り、結婚が重く感じる など
時々一緒に暮らす半同棲ならまだしも、ずっと一緒に暮らす本格的な同棲となると、必ず自分には理解できない相手の行動というものが見えてきます。
それを良しとして受け止めるか嫌と思って注意するかは別として、自分の行動の妨げになる出来事があるとストレスを感じてしまうのが人間だという事を忘れてはいけません。それは同棲だけでなく、結婚も同じです。お互い様と思える余裕を両方が持つことが出来れば、きっと結婚しても上手くやっていけるでしょう。
結婚前の同棲は必要か?
photo by [Silhouetted Couple / Mandy Goldberg]
男女別で大きく意見の分かれるメリットに対して、デメリットではそこまで違いがみられませんでした。しかしそれは、個人の捉え方もあり、意見のくい違いがあったとしても「この問題を乗り越えれば、もっと上手くいく」と前向きに考える方法もあります。
結婚後に失敗したくない方や、価値観の違いを手っ取り早く知りたい方には同棲は向いているといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?結婚前だから合わない部分を知りたくない!と思うか、結婚前だからこそ合わない部分を知りたい!と思うかは結婚に対する考え方でも変わってきます。パートナーがいる方は“同棲”について一度は話し合ってみることをオススメ致します。「結婚前に知っておいて良かった~」と思う相手の意外な部分が見えてくるかもしれませんよ。
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