幸せなスタートをきった同棲生活、そんな生活に終わりが来たらあなたならどうしますか?同棲を始めた当初は終わりのことなど想像もしないですよね。そのため、同棲解消となるともめるカップルが多いのが現実です。
住まいは?荷物は?どちらか一方が別れたいといいだしたら?今回は、そんな難易度の高い同棲解消の気をつけたいポイントと上手な別れ方をご紹介していきます。大切なはずだった同棲相手との別れ、どんなことに注意していけばいいのでしょうか。
1. .住まい探しにはある程度の配慮を
カップルが同棲解消時に1番もめるのが住まいです。同棲しているわけですから、お互い、もしくはどちらか一方が次の家を探すまで、資金も時間も必要になるのは誰でも想像がつきますよね。
たしかに、同棲を解消するくらいですから早く出て行ってほしい・出て行きたいのはわかります。ただ、現実問題すぐに出て行くというのは難しいこと。どちらが契約者になるかによりますが、出て行ってもらう側は、ある程度の配慮が必要となります。
「今すぐ出て行って!」と相手を追い出すのではなく「次の家を探すのに時間が必要だろうから、◯月までには新しい部屋を借りて」とある程度の期間を決め、相手に猶予を与えてあげるのが上手な別れ方のひとつです。
2. 荷物や共有物はもめないようにしっかり相談する
実は、出て行く際に同棲中に購入した物をどちらが引き取るかで、険悪な関係になってしまう方も少なくはありません。高額な家電・家具やお気に入りのインテリアなど手放したくない荷物はたくさんあるはず。また、お互い同棲解消となれば、がめつく見られても「引き取りたい!」と思う人も多くなります。
ただ、やはり出来ればもめずに同棲を解消したいですよね。後々、相手に文句を言われないように面倒だと思っても、しっかりと相談することをおすすめします。購入したほうが引き取る、たくさん引き取るなら何か譲るなど2人で荷物や共有物に関して相談しましょう。
また、ペットを買っていた場合は、とくに相談が必要です。同棲中2人で育ててきたペットは、いわば子どもと同じような存在。どちらが引き取るにしても、納得のいく結果をむかえなければ同棲解消が難しくなってしまいます。
3. 一方的に別れを切り出したいのなら、悪い印象を与えない
一緒に暮らしていると、相手の嫌な部分もみえてきます。最初は幸せだった同棲生活が、180度変わってしまうなんてパターンもよくある話です。ただ、カップルと同棲カップルでは、別れるときの重みが違うのは理解してほしいところ。
カップルなら、普通に嫌な部分を言い合ったり、喧嘩別れでも成り立ちます。ところが、同棲カップルは関係が密だった分、別れ方が悪い印象を与えてしまうと相手が感じるダメージが大きくなってしまうのです。もしも、自分から同棲解消を切り出すのなら、なるべく相手を傷つけない言葉を選ぶようにしましょう。
たとえば「一緒に暮らしすぎて、恋愛より家族になってしまった」「このままじゃお互いによくない」など、相手の人格を否定しない言葉がベスト。たとえ、どんな理由があったとしても自分から別れを切り出したいのなら、同棲してくれていた相手への配慮をするのがマナーです。
まとめ
同棲解消の際に1番大切にしたいのが、相手への配慮です。もちろん、別れる結末になってしまったのですから心穏やかでないのはわかります。ただ、一度は好きになって同棲をした相手に冷酷な態度をとるのは、何の利益もありません。
同棲を解消する際は、相手への配慮こそ一番大切なポイントだということを絶対忘れないようにして下さい。