町田で「昭和」を味わうデート、白洲次郎の終の住処へ
戦後、日本国憲法の草案にも携わった昭和の巨人、白洲次郎とその妻で随筆家の正子が終の住処とした町田市の武相荘が、二人が暮らしていた時のままの状態で保存されている。町田市の指定史跡にもなっている隠れた名所だ。
武蔵野の国と相模の国の境にあることと、「無愛想」をかけて命名されていることに白洲次郎のユーモアのセンスが感じられて面白い。大きなからぶきの屋根が風情と重厚さを感じさせる。
館内には白洲次郎・正子に関する資料館となっており、書斎や居間から写真、はては愛用の農機具までが公開されているので、当時の白洲家の生活が目に浮かんでくる。
純和風の作りながら、イギリス留学経験もある白洲次郎の趣味が反映されたモダンな空間は日常を忘れさせてくれることだろう。
和服で散策したくなる空間
自然に囲まれた庭園は丁寧に手入れがされており、散策に最適。2人で和服を着て歩いてみたくなるような趣のある場所で、大人のカップルにふさわしい空間だ。
また、コレクターであった白洲正子にちなんだ骨董市や陶芸教室、ワイン講座などさまざまなイベントも開催されているので、それをお目当てに出かけてみるのも◎
旧白洲邸武相荘の基本情報
スポット名 | 旧白洲邸武相荘 公式サイト |
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電話番号 | 042-735-5732 |
住所 | 東京都町田市能ヶ谷7-3-2 |
アクセス | 小田急線「鶴川駅」 北口より徒歩15分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(祝日は開館) |
料金・予算 | 1,050円 |
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