横浜でかつての遊郭を偲ぶ
幕末安政のころ、現在の横浜公園のあたりは遊郭街だった。その中の一軒が「岩亀楼」(がんきろう)で、二棟からなる絢爛豪華な建物は、外国人からも人気があり有名だったそうだ。
当時、その岩亀楼で働いていた遊女が静養のために利用した寮があり、その寮の中にあったお稲荷様が岩亀稲荷と呼ばれるようになった。
岩亀稲荷自体は路地の奥にひっそりとあり、入り口も小さく目立たない。入り口にある灯籠は遊女の立ち姿を模したといわれているので、目印に探してみよう。
狭い入り口をくぐって一歩中に入れば、きちんと手入れがなされ、地元から愛されていることがよくわかる。
岩亀稲荷のある一帯は、岩亀横丁と呼ばれる小さな商店街。今も昭和の香りを感じさせるレトロな店が並んでいる。目立たない場所だが、かつての横浜の姿に思いをはせながら散策してみるのもよいだろう。
岩亀稲荷の基本情報
スポット名 | 岩亀稲荷 公式サイト |
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電話番号 | |
住所 | 神奈川県横浜市西区戸部町4丁目 |
アクセス | JR根岸線「桜木町駅」より徒歩10分 |
営業時間 | |
定休日 | 無休 |
料金・予算 | 無料 |
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備考 |