前回の「こんなはずじゃなかった?同棲前に知っておきたい9個の心構え」では、恋人と一緒に住むに当たって、最低限必要なお互いの心構えについて説明しました。
しかし、同棲をスタートしてしばらくすると、お互いに素の性格が出始め、どうしてもささいなことでケンカをするようになってしまうものです。
そこで今回はもう一歩進んで、幸せな同棲生活を送るための秘訣について、男性側に焦点を当ててご紹介いたします。
1. 彼女にだけ家事を押しつけない
「家事は女性がやるもの」という考えが許されたのは一昔前の話です。あなたが家計の全てをやしなっているならまだしも、彼女も働いているのなら、家事の分担は心がけたいもの。お風呂を洗う、食器を洗うだけでも、彼女の負担は軽減されます。
彼女にすべての家事を押しつけてしまっていたら「私はあなたの家政婦じゃない!」といつか言われてしまいますよ。
2. 彼女をほめる
男性は自己満足で快感を得られるのに対し、女性は人からほめられることによって強い快感を得ます。そのため「今日の料理すごく美味しいね」「その服に似合ってるね」と、意識的にほめてあげましょう。
そのほめ言葉が原動力になって、「明日も喜んでもらえるような美味しい料理を作ろう」「いつまでもキレイと思ってもらえるようにオシャレしよう」と彼女も思うようになるのです。
3. 仕事で疲れている日でも、食事の時くらいは彼女の話に耳を傾ける
女性はおしゃべりが大好きです。話の内容の面白さが重要なのではなく、会話をすること自体が喜びであり、ストレスの発散でもあるのです。彼女の息抜きのためにも、たとえ仕事で疲れているときであれ、一緒に食事をするときくらいは話に耳を傾けましょう。
ただし、ここで一点気をつけて欲しいのは、話に結論を求めたり、彼女が悩みや愚痴をこぼしたときにすぐアドバイスをしようとしないこと。男性は話に結論や解決策をすぐ求めたがりますが、女性は共感を求めています。建設的な議論なんて求めていません。「それは大変だったね」と聞いてあげるだけでいいんです。
4. 彼女が急に怒り出したり、泣き始めたときの対処法
女性は男性よりも感情的な生き物です。これは、男性よりも女性の方が脳内の「感情の連絡通路」が太いことが原因で、ときに多くの情報を流しすぎて感情が爆発してしまうことがあるのです。女性が急に怒り出したり、泣き出したりするのはこのためです。
このとき女性は、一種のパニック状態に陥っているので、「何でそんなことでいちいち怒るの?」と問いかけても意味がありません。ヘタに刺激すれば火に油を注ぐようなもの。こういう時の対応策はただ一つ。放っておいて波が過ぎ去るのをただ待つのみです。
5. 彼女が生理の時はいつも以上の思いやりを
男性には理解できない苦しみですが、女性は周期的に生理がやってきます。生理前や生理中になると、体はだるく、頭の中もボーっとして、頭やお腹が痛くなったりします。また、情緒も不安定になり、イライラしやすくなったり、落ち込みやすくなります。
彼女がこんな時こそ、「同棲して良かった」と思ってもらえるよう振る舞いたいものです。彼女のリクエストを聞いて料理を作る、それが無理なら、お惣菜を買ってご飯の準備をするだけでも大きなささえになります。
6. いつまでもスキンシップを忘れずに
男性と女性ではセックスに求めるものが違います。男性にとってセックスは快楽行動の一つなので、愛情がなくても行為におよぶことはできます。しかし女性にとってはコミュニケーションの一部であり、「セックス=愛の証」。体だけでなく心も満たすスキンシップが何よりも大切です。
7. 携帯は見られるものと覚悟しておく
女性が男性の経済的支え無しでは生きていけなかった時代から続く自己防衛本能なのかもしれませんし、男は浮気をするものという社会的通説が原因なのかもしれません。
ただ、理由は何であれ、女性ならば誰しも携帯をのぞき見るものと覚悟しておきましょう。「自分の彼女にかぎってそんなことはしない」なんて甘い考えは捨てたほうが無難です。
浮気をしないのは当然として、誤解をまねくようなメールや着信履歴を消すことも、無用な波風を立たせないために必要なことなのです。