「最近、若い頃みたいに『かわいいね』って言われなくなったの。見た目は全然変わってないと思うんだけどなあ…」
そんな嘆きをつぶやいたのは都内の大手金融機関で秘書をしているトモコ。今年で30歳。昔から美人だとはやし立てられ、今まで彼氏をきらしたことはない。だけどまだ、結婚できない。
婚活女子の皆さん、こんにちは。今回は【彼女にしたい女】【結婚したい女】の違いについて考えていきたいと思います。
さて、冒頭のトモコはあなたにはどのようにうつりましたか?
「キャリアもあるし美人なのにどうして結婚できないの?」「彼氏がそのうちプロポーズしてくれるんじゃ?」と思ったあなたは、婚活ロードが黄色信号になっていますよ!【彼女にしたい女】と【結婚したい女】は似ているようで全然違うのです!
結婚したい女ってどんな女性?
2015年発売の『AneCan』で特集された「元カノと妻の違いを既婚男性100人に聞いてみた」という記事。婚活女子もこの雑誌を読んでいる人は多いのではないでしょうか?記事によると、男性は結婚相手に以下の5つの条件を求めていることがわかります。
1.料理上手
好きな相手の胃袋をつかめ、とはまさにこのこと。料理上手な女性からは、男性はなかなか逃れられないようです。
2. 金銭感覚があり計画的
結婚はおままごとではありません。人生計画をたてる上でも、常識はずれの女性とは結婚したくないと思っています。
3. 感情が素直で本音の付き合いができる
長い人生を共にするのに、うわべだけの付き合いではうまくいきません。パートナーとして本音で話し合えることが大切です。
4. 笑顔で支えてくれる
仕事から帰ったり、疲れたときにそばにある笑顔はかけがえのないものです。明るい家庭に笑顔はなくてはならないですね。
5. 女性らしい優しさがある
時にしかってくれたり、時にあたたかく包みこんでくれたり。そういう母性ある優しさに男性は惹かれるようです。
この5つの要素をもった女性が【結婚したい女】であると言えます。胸やお尻や、という意見がちょっとは出るのかと思えばそうではなく、とても現実的です。ボディスタイルは結婚には二の次なのでしょうね。婚活でこの5つの点をアピールできれば「結婚」が近づきますよ。
じゃあ、彼女にしたい女ってどんな女性?
単なる「イイ女」が結婚できるわけではないと、もうお分かりのはずです。婚活女子からよく耳にするのが『自分磨きを頑張っている』という言葉。ですが…
「料理教室に通って花嫁修行する私、ステキ♪」「ジムでひきしまった美しい身体を維持する私、ステキ♪」このような自己満足におちいっていませんか?料理教室はともかく、男性は美しい身体だからって【結婚したい】とは思わないようです。自分磨きの方向性を間違わないようにしなければなりません。
実際に、筆者の周りの男性に【彼女にしたい女】とはどのような女性か聞いてみました。するとこんな意見が目立ちました。
1. スタイル抜群でセクシー
「結婚する相手にはセクシーさは求めないけど、美しい女性は素晴らしいから」「こういう女性って、付き合いたいけど結婚となると浮気されそうだから彼女止まりになる」ここでやっと出ました、身体目線の意見。やはりセックスアピールのある女性と付き合いたいと思う男性はいるんですね。ただ、結婚となると尻ごみする原因にもなってしまうそう。
2. 周囲に自慢できる女の子
「彼女がモデル、とか自慢したい」「キャリアウーマンと付き合ってたら自分も仕事が出来ると思われそう」女性にも男性のスペックを自慢する人はいますが、逆もまたしかり。自慢できる彼女がいるシチュエーションにはあこがれがあるようです。
しかし…「結婚となると、自分の立場が弱くなりそうでイヤ」このような意見から【彼女にしたい女】とみなされるようです。自分の身の丈にあった相手を探そうと思いなおすようですね。
3. 多少わがままでバカでも可愛い
「彼女なら断然可愛い子!めちゃくちゃ可愛がっていやされる!」「おバカな子って結婚はイヤだけど付き合ってる分には最高に楽しい」本能むき出しの意見ですね。可愛い女の子は女性から見ても癒されます。
まとめ
あらためて、【彼女にしたい女】と【結婚したい女】は違うんだなと実感しますね。男性は彼女に【女子力】、結婚する相手に【人間力】を求めているように感じました。
婚活女子のみなさん、自分はどちら寄りの女性であると感じたでしょうか?人間力は十分にある、と思った方はそのアピール方法が重要になってきます。自分のキャリアや容姿に自信がある方は、それに頼らず自分の内面をアピールしましょう。せっかくのスペックが足を引っ張ることになりかねません。
これで婚活ロードは青信号になったはず。みなさん、【彼女にしたい女】から【結婚したい女】になりましょう!