婚活について話を聞いてまわっていると、ちらほら見かけるのが、婚活歴ウン年という女性。がんばっているのはもちろん分かりますが、大きな声で公言するのはちょっと違いますよね。自分が俗にいう“売れ残り”だとスピーカーで話しているようなものです。
今回は、婚活がうまくいかないのはどんな女性なのか、その実態を調査して参りました。婚活女子の皆さん、要チェックです!
1. 第一印象をおろそかにする
婚活をしていると色々な人と出会いますね。婚活パーティーや街コンという「結婚相手を探す」という前提があるイベントでも、いきなり相手のプライベートにズケズケと土足で踏み込むのはNGです。
「だって、結婚するなら年収くらい聞いておかないと!」
そう思うのも分かりますが、ちょっと落ち着いてください。初対面でなりふりかまわず年収を聞いてくる女性と、あなたは結婚したいですか?筆者は結婚したくありません。
「この人、必死なんだな…」
「もし付き合っても尻に敷かれそう」
こんな風に思います。自分の職業や年収に自信があるほど話したくなくなります。結婚は一人の人との生涯の交流です。第一印象が悪いようでは、この先の未来を明るく描けません。自分が相手を品定めしていると同時に、自分も品定めされていることを自覚しておきましょう。
2. 結婚後、まったく働く気がない
けっこう多いのが「結婚したら専業主婦またはパート希望」の婚活女子。
これ、婚活がうまくいかない原因です。現代の日本は、男性の生涯賃金も女性の生涯賃金もそう変わりません。昔とちがって、勤続年数で給与が右肩上がりするわけでもありません。自分の収入だけで家族を養っていくのが不安だと思っている男性は想像より多いと思っていてください。
結婚前、ましてや付き合う前から「私は専業主婦がいいから」なんて言っていると、婚活男子の半分以上が去ってしまうと考えておきましょう。残りの半分も、働く意思のある女性のもとに行ってしまうと考えておきましょう。
「それでも働きたくないんだもん」と思ったそこのアナタ。気持ちは分からないでもありませんが、婚活中にわざわざ言う必要はないんです。専業主婦希望、良いじゃないですか。それで良いので、お目当てのカレに仕事について聞かれたら「家事に支障のない範囲で…」こう言っておけば良いのです。専業主婦宣言と同じようで印象は全然違います。
3. なにかと「オンナ」を武器にする
気を抜いているとついついやってしまいがちなのがコレ。どういうことかというと…
- レディファーストを要求する
- 重い荷物を当然のように持たせる
- デート代を出そうとしない
- ちょっとしたことで涙を見せる
このような、「私、女ですから!」という姿勢を出しすぎていると婚活男子は萎えてしまいます。結婚相手は親ではありません。一人の女性として、自分の出来ることは自分でするのが当たり前。決して「男なら当然でしょ」「男のくせに…」なんて言ってはいけません。こういうものは、要求するものではないのです。「大事にしてあげたい」と思われる女性になれば、何も言わずともやってもらえるでしょう。
4. 不相応に高望みする
これが一番多い理由です。ラストは“高望み”にする女性についてです。婚活市場には無意識のうちに高望みをしている方が多くいます。結婚相手にはできるだけ良い条件を求めたい、とは誰もが思うこと。ですが、自分と釣りあった相手を探さないと、婚活がうまくいく訳がありません。
例えば…
[年齢]32
[職業]会社員
[年収]300万前後
[容姿]普通
こんな女性であれば
[年齢]40前後
[職業]会社員
[年収]400万前後
[容姿]普通
このくらいの婚活男子が相場になります。もっと若い男性がいるのでは?と思いましたか?現実にはほとんどいません。もっと若い男性は20代の女性を選びます。
40前後ならもうちょっと年収が多い男性がいるのでは?と思いましたか?これも残念ながら、ほとんどいません。年収のある男性はすでに結婚しているか、年収を武器に若い女性を狙っています。婚活では、【自分の思っている理想の3割減】の相手を探すのが正攻法です。
例えば理想が…
[年齢]35
[職業]会社員
[年収]600万前後
[容姿]イケメン
であれば、現実に相応な相手は、
[年齢]40~45
[職業]会社員
[年収]400万程度
[容姿]普通
こうなってくるワケです。「そんな妥協した結婚はイヤ!」と思うなら強気に婚活を進めるのもアリですが、かなり困難な道になる覚悟は必要です。「いい生活がしたい」のか「良きパートナーと出会いたい」のか、婚活の目的をよく考えてみましょう。相手のステータスを見るだけでは、その人の人間性までは判断できません。収入、容姿だけでが“良い男”の条件ではないのです。
まとめ
婚活がうまくいかないと、余計に焦って負のスパイラルに陥りがちです。結婚だけが人生の全てと思わず、気楽に過ごしているとひょんな出会いもあったりするもの。
今回自分が「婚活が失敗する女性」だった人は、もう一度落ち着いて自分を見直してみましょう。一つ一つ直していけば、おのずと結婚への道は開かれます。