口うるさい、過干渉、子離れしない
…世のこのようなお姑さんのことを、筆者は勝手に3K姑とよんでいます。筆者のお姑さんは非常に穏やかなので、嫁姑問題に悩んだことはありません。しかし、やはり男の子の母親はいつまでも息子が心配なんだなあと感じることが、交際中からありました。
今回は、彼氏のいる女性の重大問題「彼のママにどうすれば気に入られるか」を、筆者の経験も加えながらお届けしようと思います。3K姑になるかならないかは、あなたのがんばり次第です。彼氏と結婚を考えている彼女のみなさん、参考にして下さい♪
大好きな彼との仲が深まってくると、どうしてもちらつくのが”結婚”ですよね。彼のママと仲良くなっておけば、結婚への近道になるかも!?
ポイント1 低姿勢は当たり前、「昭和の女」を演じる
彼のママに初めて会うとき…緊張しますよね?彼の両親が遠方に住んでいる場合は、結婚の挨拶が初対面、なんてこともあると思います。初対面の時に覚えておきたいポイントは3つ。
- 手土産は必須
- 清潔な服装を心がける
- とにかく自分をおさえる
一番目、二番目は常識として、重要なのは三番目。聞かれたことに答え、あとはにこやかにしていましょう。基本はこのスタイルです。
彼の両親といえば昭和中頃生まれがほとんどだと思います。この年代の人は、見かけや感覚が若くても、根っこには「妻は夫の一歩後ろ」という精神が強く残っています。初対面から自分をさらけ出してアレコレ話す必要はありません。
彼に「いつもはもっと狂暴でさあ」なんて言われても、怒らずに「もう…初対面だから頑張ってるのに…」と健気さをアピールしましょう。「いい子なんだな」と思われること間違いなしです。
ポイント2 趣味を理解して、話題をふる
彼のママと話していると、自然に趣味や興味の話題になります。「大学では何を勉強してたの?」「何か趣味はあるの?」などですね。ここはつまらない見栄をはらずに正直に答えておきましょう。嘘をついてもいつか絶対ボロが出ます。(筆者の友人は緊張のせいかやったこともない「華道」が好きだと言ってしまったそうな…アラアラ)
趣味の話をふられたら、すかさず彼のママにも聞き返します。「何か習い事などされてるんですか?」ここでどういう返答がきても知ったかぶりはNGです。知らない趣味だったら「それってなんですか?教えてください」と興味をもって聞きましょう。
筆者のお姑さんの趣味は『韓流歌手のおっかけ』でした(濃いでしょう?笑)正直意外すぎたのと、K-POPに何の知識もなかったので「へえ~…」としか返せませんでした。どこどこのグループが好き、と楽しそうに話しているのに「そうなんですね~」「ほお~」しか言えなかったのは失敗でした。彼のママの趣味嗜好については、彼に事前にリサーチしておいても良いかもしれません。
筆者はそれから少しK-POPについて勉強しました。気に入られるには、まずこちらが相手への理解を深めることが大切です。お姑さんの好きな歌手をテレビや雑誌で見かけると写メールで送っていました。懐かしい思い出です。この作戦でだいぶ懐に入り込んだような気がします。
ポイント3 連絡先を手に入れたら、忘れたころに連絡する
これは彼の考え方にもよりますが、気に入られるためには、たまにコンタクトをとることが近道です。できれば連絡先を交換しておきましょう。
ちなみに、こちらから連絡先を聞くのは結婚を考えてるという話が出てからでOK。あまりなれなれしくする必要はありません。「結婚すると決まったわけでもないのに」と思われてしまうからです。
連絡先を手に入れたら、忘れたころに連絡を入れましょう。2~3ヶ月に1回で十分です。他愛のない話で良いので「あなたを気遣っていますよ」とアピールすることが大切です。
具体的には
- 季節の変わり目の挨拶
- 体調を気遣う文章
- 彼との近況
- またお会いしましょう
こんな内容でOK。文面よりは「気遣っている」という行動そのものがポイントです。余裕があればポイント2の筆者のように、趣味に関した話題をふっても良いかもしれません。
ポイント4 仲良くなってきても、彼をたてる
何回も顔を合わせていると、だんだんと気が抜けてボロが出がちです。これが一番気をつけるべきポイント。彼のママに慣れてくると、ついついノリで彼の悪口や愚痴を言ってしまうかもしれません。これ、絶対NGです。彼の家族が言っていても同調してしまわないように気を付けましょう。
あなたの彼はウン十年間、彼のママの息子であることを頭に入れておきましょう。数ヶ月数年付き合っただけのあなたにははかりしれない絆がそこにあります。あなたも、自分の大切な人が他人に悪口を言われていたら気分良くないですよね?もし、どうしても愚痴を言いたくなったら相談として真面目に話しましょう。
「健さん、服脱ぎっぱなしだし水も出しっぱなしだし…ほんとやんなっちゃうんです」ではなくて、
「相談なんですが…健さん、何度言っても服を脱ぎっぱなしにしたり水も止め忘れるんです。どういう風に言ったら聞いてくれるか、コツってあります?」という風にです。
こうすることで彼のママは「頼られた」という、自分が上に立っていることを実感することができます。母親にとって息子はいつまでも息子。一人前になってくれるのは、嬉しくもあり少し寂しくもあるそうです。「私の方が彼女より息子のことを知ってるのよ」と思わせておいて、徐々に子離れさせていきましょう。
基本は彼をたてることが重要なのです。そうすることで「息子は慎ましいいい子と付き合ってるな」と安心してもらえます。筆者はこれに失敗したので、完全なかかあ天下キャラになってしまいました。(実際そうでもないのに、です)少しは可愛い子ぶって夫を立てておけば良かったと後悔中です。
最後に:彼のママと仲良くなるヒント
「彼のママ」と考えると付き合いが難しくなってしまうので、「年上の女性」と思って接した方がうまくいくと思います。彼のママも、あなたのことを「将来の嫁かもしれない相手」である以前に「一人の人間としていい人か」というところを見ているでしょう。彼のママと仲良くなれれば、結婚してもあなたの一番の味方になってくれます。ご紹介したポイントをおさえて、彼のママと良好な関係を築いて下さいね!